
よいこの君主論 (ちくま文庫)
架神恭介 and 辰巳一世
累計読者数18
平均ハイライト数 15.1件/人
推定読了時間 約6時間1分
star総合評価 60/100
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この本について
仕事でも日常でも、「良かれと思ってやったこと」が変な方向に転ぶことってありますよね。人の顔色を読んで中立を取った結果、誰からも信用されなくなったり、気前よく振る舞ったせいで自分だけ消耗していたり。自分では慎重に動いているつもりなのに、あとから振り返ると浅かったな…と落ち込むあの感じ、僕もよくあります。 『よいこの君主論』は、そのモヤモヤに対して、別の視点を静かに差し出してくれます。たとえば「中立は安全ではない」という割り切りや、「恩恵はゆっくり、害は一度で済ませる」といった人の反応の性質を押さえる考え方は、対人関係の判断で無駄に疲れないための土台になります。また、人は自分の生活が変わらない限り案外何にも興味を持たない、という指摘は、組織での立ち回りや期待値の調整にそのまま応用できます。どれも現実的で、生々しいけれど、だからこそ実務に落とし込みやすいんですよね。 皮肉や冷たさというより、「現実はこう動くよね」という割り切りが中心なので、情熱的に背中を押されたい人には向きません。でも、感情だけで判断して失敗しがちな人や、環境の力学をもう少し客観的に見たい人には、しぶとく効いてくる本だと思います。僕自身も、状況に振り回されそうなときに、この本の視点を一度思い出して呼吸を整えています。
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出版社による紹介
マキャベリの名著『君主論』を武器にクラス制覇へと乗り出した小学五年生のひろしくん。だが、彼の前に権力への野望を持つ恐るべき子供たちが立ち塞がる。『君主論』はひろしくんを覇王へと導くことができるのか?小学生の権力闘争を舞台に楽しく学べる『君主論』。クラスを牛耳りたい良い子のみんなも、お子様に帝王学を学ばせたい保護者の方も、国家元首を目指す不敵なあなたも必読の一冊。
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