
ウソを見破る統計学 退屈させない統計入門 (ブルーバックス)
神永正博
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star総合評価 44/100
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この本について
数字を見るとき、どこまで信じていいのか分からないまま仕事が進んでいくことってありますよね。平均と中央値のどちらを採用すべきか迷ったり、グラフが妙に派手に見えるけれど何が誤魔化されているのか掴めなかったり。統計は便利なはずなのに、実務で向き合うと「これで判断して大丈夫?」という不安がずっと残る感覚、僕もよくあります。 この本が効くのは、難しい理論を覚えさせるからではなく、「日常のデータの見え方が少しずつ変わる」点なんですよね。たとえば、患者や問い合わせが“ポアソン到着する”という考え方を知ると、偶然の連続にいちいち意味づけしなくてよくなる。平均が極端な値に引っ張られやすい場面を理解すると、数字の印象に踊らされにくくなる。そして、男女比や年齢層の偏りのように、そもそもデータに欠けている情報が何かに気づけるようになる。どれも派手ではないけれど、仕事での判断を静かに支えてくれます。 統計ソフトが勝手に数字を出してくれる時代だからこそ、「この数字は何を前提に立っているのか」を自分で確かめられる力がほしくなる人に向いています。細かい手法名を全部覚えなくても、道具の構造だけでも知っておくと、日々の判断のノイズがだいぶ減るはずです。
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