
完全独習 統計学入門
小島 寛之
ダイヤモンド社 / 2006-09-28
累計読者数107
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推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
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この本について
データを扱う仕事をしていると、「平均は出せるけど、そこから先が自信ない…」みたいな場面がけっこうありますよね。数値は手元にあるのに、そこから何を読み取ればいいのかが曖昧で、結局“雰囲気”で判断してしまうあの感じです。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本を読んで助かったのは、まず「生データはそのままでは何も語ってくれない」という当たり前の事実を丁寧に示してくれたところです。度数分布表を作ると情報を失うけれど、その代わり何が見えてくるのか。標準偏差が“ばらつきの単位”としてどんな意味を持つのか。こうした作業のひとつひとつが、数字を“ただ並んだ記録”から“判断材料”へ変えていくプロセスとして実感できました。 さらに、区間推定の考え方が腹落ちしたのも大きかったです。未来を断言する手法ではなく、「こう見積もるなら95回中95回は現実に合う」という、あくまで現実的な距離感で理解できる。統計と確率が混ざって見える理由も、この本の説明だと自然に整理されていきます。 数字を見るたびに「これ、どう読むのが正しいんだろう」と立ち止まってしまう人には、かなりしっくりくる一冊だと思います。数字との距離を少し縮めたいときに、ちょうどいい伴走役になってくれます。
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出版社による紹介
使うのは中学数学だけ! 確率の知識はほとんど使わない。微分積分もシグマ(∑)も全く使わず、予備知識がない状態から「検定」や「区間推定」という統計学の最重要のゴールに最短時間で到達できる、画期的な一冊。基本を押さえながらも、株取引のリスクとリターン、選挙の出口調査までが体系的に理解できる。
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