
珍夜特急 2nd season 8―ボリビア・チリ・アルゼンチン―
クロサワ コウタロウ
累計読者数3
平均ハイライト数 3.7件/人
star総合評価 43/100
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この本について
旅に出たい気持ちはあるのに、「結局なにを得たいんだろう」とか「海外に行っても自分は楽しめるのかな」とか、そんなモヤモヤを抱えたまま日常に戻ることってけっこうあります。ずっと憧れているはずなのに、動く理由が言語化できないまま足が止まる感じです。 『珍夜特急 2nd season 8』を読んでいて思ったのは、旅の価値って壮大な景色よりも、もっと生活に近いところに落ちているんだという視点でした。国の経済の事情を現地の人から聞いたり、政治や宗教の話題が「歩み寄れないもの」として避けられていたり、そういうリアルな距離感を知るだけでも、自分の世界の狭さに気づいていく。さらに、作者が「結局いちばん楽しいのは人と関わっている時間じゃないか」と漏らす場面があって、ああ、旅って特別なことじゃなく、人とのつながりの延長なんだな、と思わされました。 ずっと引っかかっていた「なぜ旅をするのか」という問いに、完璧な答えはくれません。でも、読んでいるとその問いが少しだけ現実に寄るというか、自分の足で動く理由がふっと軽くなる。肩の力を抜いたまま、世界の裏側に暮らす人たちの温度を感じられる一冊です。 普段から「旅に意味を求めすぎて疲れてしまうタイプ」の人には、特に静かに響くと思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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