
できないことがなくなる技術 (中経出版)
石川大雅
KADOKAWA
この本について
仕事でも日常でも、誰かのやり方を真似してみたのに「なんかうまくいかないな…」というモヤモヤ、けっこうありますよね。表面的には同じ行動をしているつもりなのに、結果がズレる感じ。自分だけ何か大事なスイッチを入れ忘れているような、あの違和感です。 この本を読んでハッとしたのは、「行動そのもの」よりも、その人がどんな気持ちで、どんな姿勢で、どんな呼吸やリズムでやっているかまで含めて真似しないと、同じ結果には近づきにくいという指摘でした。例えば、営業の電話ひとつ取っても、背筋を伸ばして声のトーンを上げるだけで相手の反応が変わる。あるいは、ネガティブになったときにその場で数回ジャンプして気持ちの位置をズラす。どれも「ちょっとした心身の状態」を整えるだけなのに、意外と自分では抜け落ちていた部分でした。 もう一つ刺さったのは、「行動力がないから動けないんじゃなくて、うまくいきそうな実感がないから動けない」という視点です。成功している人ほど、未来のうまくいく姿を生々しく想像して、自分の中に“やれる感じ”を積み上げている。これを読んでから、僕自身も新しいことを始める前に一度その未来を想像するようにしていて、確かに腰が軽くなりました。 自分なりに頑張っているのに結果が出ない人や、なぜか我流になってしまう癖がある人には特に刺さると思います。行動の細部よりも、行動を支える“中の状態”を調えることで、やっと手応えが変わってくる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
読書の順序
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