
ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart.1 (電撃文庫)
上遠野 浩平 and 緒方 剛志
累計読者数4
平均ハイライト数 4件/人
star総合評価 43/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 77%
この本について
自分の中に“これが正しい”という形がなくて、まわりを真似して埋め合わせようとしてしまうときってありますよね。誰かの期待に合わせて動きながら、「本当はこんな自分じゃない気がする」とか、「嫌われたら終わりだ」とか、そういう焦りがふと顔を出す。頭では分かっても、心はついてこないまま揺れてしまう感じです。 『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター』は、その揺らぎを無理に整えようとしないところが読みどころでした。人間の努力が“足りないものを埋めようとする動き”だと見抜きつつ、そもそも足りないものなんて最初から存在しないという感覚に触れると、焦りの根っこがすこし静かになる。決まりごとなんて実はどこにもなくて、不自然なことなんて起きてもおかしくない、と作中で語られると、自分の不安定さも「そういうときがあるだけ」と受け止めやすくなるんです。それに、「誰にも嫌われずに生きるなんて無理」という断言も、逃げ場を奪うのではなく、変に力んでいた肩を下ろしてくれる。 全体として、この物語は“揺れたままの心を、揺れたまま守る”という感触があって、無理に前向きにさせようとしない分、現実との距離感がちょうどいい。自分の不安定さを否定せずに読みたい人に刺さると思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの62%が集中しています。
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出版社による紹介
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