
ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart.2 (電撃文庫)
上遠野 浩平 and 緒方 剛志
累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事や日常で、「今やってることって、結局いつ報われるんだろう」とか、「自分の願いはどこまでいっても途中で終わるのかも」と、ふと立ち止まる瞬間があると思います。僕も同じで、進んでいるつもりでも手応えが薄い日が続くと、未来のことなんて考えられなくなったりします。 『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター Part2』の抜粋が刺さるのは、そんな“空白の時間”に触れる言葉が多いからだと思います。希望はいつも未来にしか実現しない、という一文は少し冷たく見えるけれど、「それでも前に進むしかない」という現実の強さを静かに受け止めさせてくれます。また、愛が“四月に降る雪”とたとえられる場面や、琴絵が息苦しい日常から誰かに連れ出されたいと感じる瞬間は、自分でも言語化しづらい予感や焦りにそっと形を与えてくれます。 この作品は、人生の大問題を解決してくれるタイプの本ではないけれど、いま立っている場所の見え方を少しだけ変えてくれる力があります。思い込みの強さや願いの行き場のなさを、劇的ではなく、日常の延長にある感情として扱ってくれる。その距離感が、読み終わったあとに妙な呼吸のしやすさにつながるんです。 「自分の“願いの行き先”をつかみかねている人」には特に響くと思います。僕もそういう時期に読んだからこそ、静かな余韻が長く残りました。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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