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トウェイン完訳コレクション 〈サプリメント1〉ちょっと面白い話 (角川文庫)

トウェイン完訳コレクション 〈サプリメント1〉ちょっと面白い話 (角川文庫)

マーク・トウェイン、大久保 博

KADOKAWA

累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 49/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%

この本について

仕事でも日常でも、ものごとを知れば知るほど「わかった気になる瞬間」がありますよね。でも本当は、理解した途端に何かを取りこぼしている気がする。そんなモヤモヤを抱えたまま走り続けていると、景色が平板に見えてきて、自分の感性が鈍っているような不安が出てきます。 トウェインの小品集は、その感覚を少し揺さぶってくれます。虹の話に出てくる「知ることで同じ分だけ失う」という感覚は、日々情報に囲まれている自分にもどきっとくるし、批評や歴史についての皮肉は、普段どれだけ“絶対的なもの”を信じたがっているか気づかせます。友情のくだりなんかは、笑えるのに妙に刺さって、「ああ、自分もこういうところあるな」と思わされる。真面目な本ではないのに、気持ちの位置をほんの数ミリずらしてくれるところが魅力です。 ちょっと疲れていて、世界の見え方をいきなり変えたいわけじゃないけど、別の角度の光を当ててほしい人に向いています。読んでいると、肩の力が抜けるのに、どこかでじわっと考えごとが始まる。そのくらいの温度感がちょうどいい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ハバナのある博物館に行くと、クリストファー・コロンブスの頭蓋骨が二つある。「一つは彼の子どもの頃のもので、もう一つは大人になってからのもの」なのだそうだ——。文豪マーク・トウェインの本質とも言える、ユーモアと風刺に満ちた短編を、トウェイン翻訳の第一人者である大久保博が腕によりをかけて選りすぐり翻訳した傑作集! 大げさなホラ話やたわいのない馬鹿話、笑い話の裏に、ユーモアセンスでは並ぶ者がいないと言われた文豪の深い人間洞察が行き届いている。どの一編にも人間社会の鋭い警句が満ちた必読の書。 ※本作品は一九八〇年二月、旺文社より刊行された文庫「ちょっと面白い話」を改題し、加筆修正したものです。 カバー:アラン・オウドル(Alan Odle, 1888-1948)『1601』より
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