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教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~ (光文社新書)

教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~ (光文社新書)

古荘 純一 and 磯崎 祐介

累計読者数5
平均ハイライト数 13.8件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%

この本について

子どもの勉強や習いごとにどこまで踏み込むべきか、正直よく分からないまま手探りでやってきた……という人は少なくないと思います。頑張らせすぎても良くないし、放っておきすぎても不安。でも、何が「ちょうどいい」のかは、当事者ほど見えなくなるんですよね。僕自身、親や教師の“良かれ”が子どもにどう響くのか、いつも判断に迷います。 この本は、そのモヤモヤに対して「子どもがどう受け取っているか」という視点を丁寧に積み重ねてくれます。例えば、周囲には教育熱心に見えても、子どもの側では強い心理的ストレスになっているケースがあること。逆に、習いごとや特技を優先しすぎるあまり、必要な経験が抜け落ちてしまう形のネグレクトも起きうること。こうした“どちらもありえる歪み”を、具体的な事例から示してくれます。特に、自尊感情がどんな関わられ方で育ち、どんな関わられ方で失われていくのかを立ち止まって考えさせられました。 読みながら「自分も知らないうちに減点主義で子どもを見ていたかもしれない」とか、「親の不安が強いときに起こるズレってこういうことか」と、自分の行動を振り返らずにはいられませんでした。教育に熱心であろうとするときほど、子どもとの距離感を見失いやすい──そのリアルを静かに示してくれる本です。 子どもの“困っているサイン”をどう受け止めればいいのか悩んでいる人には、特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

小児(精神)科・児童精神科を受診する子どもたちのなかには、家庭や学校で、教育やしつけをめぐって虐待的対応を受け、不適応を起こしている子どもたちがいる。学校時代をなんとかやり過ごし、大学までたどりついた学生たちの中にも、教育虐待・教育ネグレクトを原因とした心の問題を抱える学生が多く、学生生活や就職活動を機に不適応を起こすことも多い。子ども時代、そして思春期は、精神疾患を発症しやすい年齢のピークであるのに、なぜ日本の教育現場では、学校でも家庭でも、子どもたちの自尊感情を下げるような体験ばかりさせてしまうのか。本来求められる子どもへの対応とはどんなものなのか。本書では特に、特別支援教育においても教育虐待・教育ネグレクトが起きやすいことにも触れながら(アスペルガー障害の当事者が共著者として分析・執筆)、豊富な事例とともに解説する。
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