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NHK 100分 de 名著 サルトル『実存主義とは何か』 2015年 11月 [雑誌] NHKテキスト

NHK 100分 de 名著 サルトル『実存主義とは何か』 2015年 11月 [雑誌] NHKテキスト

NHK出版 日本放送協会

累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
推定読了時間 約2時間19分
star総合評価 38/100
boltライト読書型

この本について

なんとなく毎日をこなしていると、「自分がここにいる理由」みたいなものが急にぼやける瞬間がありませんか。仕事でも、人間関係でも、状況に振り回されているだけのような感覚が続くと、自分で選んでいる実感が薄くなっていくんですよね。僕もよくそこで立ち止まってしまいます。 このテキストのサルトル解説は、そのモヤモヤを大げさに救うというより、「世界はそもそも偶然だらけなんだけど、その中でどう立つか」という視点を静かに置いてくれます。芸術作品の“必然的な秩序”という話が出てきますが、あれは作品に限らず、どんな日常にも当てはめやすいんです。コントロールできない環境にいても、そこで自分なりの秩序や意味をつくることはできる。その発想が、状況のせいにして動けなくなる時の支えになると思います。 もうひとつ印象に残るのが「アンガジュマン」。難しい言葉に見えて、もともとは「巻き込む」「参加する」という日常的な動詞だと説明されているところが、妙にリアルなんです。立派な使命感ではなく、ただ“自分の時代に関わる姿勢”として読むと、今の環境にどう向き合うかを見直すきっかけになります。 「流されてる気がするけれど、かといって大げさな人生論にも疲れている」という人には、ちょうどいい温度で届く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「存在」の問い自体を刷新した20世紀最大かつ最難解の哲学書の要諦をおさえ、未来に託された「他者への責任」という課題を考える。
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