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ゲーテ格言集(新潮文庫)

ゲーテ格言集(新潮文庫)

ゲーテ and 高橋 健二

新潮社 / 1952-06-25

累計読者数6
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約3時間40分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

人間関係のことで迷っているときって、「この気持ちは本物なのか」とか「相手のどこまで受け入れていいのか」といった、言葉にしにくいモヤモヤが積もっていきますよね。はっきり答えがあるわけでもないし、誰かに聞いても腑に落ちないまま終わることが多い。そんなときに、理屈よりも先に気持ちの輪郭を掴ませてくれたのが、この『ゲーテ格言集』でした。 保存されていた抜粋を読むと、多くの人は “愛の単調さ” や “欠点ごと愛するという現実味” のあたりに反応しているように感じます。派手な言葉ではなくて、「ああ、恋愛や人付き合いって結局こういう地味な積み重ねなんだよな」と少し落ち着かされる方向の刺さり方。その感触は、この本全体にも通じています。例えば、相手の欠点が急に許せなくなるときに、ゲーテの言葉が「それは特別な失敗ではなく、誰もが通る揺れだよ」と視点を戻してくれる。あるいは、関係がマンネリに見えたときに、「単調さ=悪ではなく、関係が続いている証でもある」という地味だけど大事な気づきをくれる。どれも劇的に状況を変えるわけじゃないけれど、自分の感情を扱いやすくしてくれる感覚があります。 華やかな恋愛論やポジティブ思考より、もう少し現実の気分に寄り添ってほしい人に向いている本です。私自身、関係に飽きたわけではないのに気持ちが揺らいだとき、この本の短い言葉に何度も救われました。そんな、静かに効く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。
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