
妻に捧げた1778話(新潮新書)
眉村 卓
新潮社 / 2004-05-19
累計読者数10
平均ハイライト数 2.1件/人
推定読了時間 約1時間59分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 55%
この本について
忙しい毎日の中で、大事な人との距離感がふと分からなくなることがあります。どこまで踏み込めばいいのか、何を共有すれば「ちゃんと向き合っている」と言えるのか。あるいは、何か大きな出来事に直面したとき、自分の判断が本当に正しいのか自信が持てなくなる瞬間もあります。気持ちは揺れているのに、具体的にどうすればいいか分からない。そんなときに、この本の言葉が静かに効いてきます。 たとえば、身近な人を失った直後に「一年間は新しいことを始めるな」と忠告され、その意味を後から深く理解するくだり。気持ちが乱れているときほど、自分では冷静なつもりでも判断がゆがむ。明確な答えではないけれど、「ああ、そういう時期って誰にでもあるんだ」と肩の力が抜けます。また、人と共に生きるうえで「相手の心を全部知る必要はない」という視点も、関係に悩んでいる人には救いになると思います。完璧に理解し合うことより、同じ方向へ歩こうとしているかどうか。そのシンプルさが胸に残ります。 派手な感動ではなく、生活の伸びしろにそっと触れてくれる一冊です。特に「大切な人との距離の取り方に迷っている人」には、静かだけど確かな手がかりになると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をした。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。五年間頑張った妻が亡くなった日の最後の原稿、最後の行に夫は書いた──「また一緒に暮らしましょう」。妻のために書かれた1778篇から19篇を選び、妻の闘病生活と夫婦の長かった結婚生活を振り返るエッセイを合わせたちょっと変わった愛妻物語。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




