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人工知能の核心 (NHK出版新書)

人工知能の核心 (NHK出版新書)

羽生 善治 and NHKスペシャル取材班

NHK出版 / 2017-03-10

累計読者数20
平均ハイライト数 15.1件/人
推定読了時間 約2時間25分
star総合評価 65/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 56%

この本について

人工知能の話題って追いかけているつもりでも、いざ自分の仕事や生活にとって何が本質なのかを考えると、急に霧がかかったようになることがあります。便利さも不安も同時に押し寄せてきて、結局「どこまで頼っていいのか」がよくわからないまま時間が過ぎていく感じです。僕も同じで、AIの判断を鵜呑みにしていいのか、人間の勘はどこまで通用するのか、ずっと揺れています。 この本は、将棋の世界という極端に情報量の多い環境を題材にしつつ、人間とAIの差がどこにあるのかを丁寧に掘り下げています。読んでみて特に効いたのは、まず「余計な考えを捨てる」という人間側の思考整理の話。AIが膨大な計算で導く一手に対して、人間は“捨てる力”で到達しているという視点は、日常の判断にもそのまま応用できます。さらに、AIの判断を“絶対視しない”態度についての指摘も刺さりました。評価値が多少揺らぐように、現実の選択肢にも遊びの余地があるという感覚は、情報過多で固まりがちな思考を少し楽にしてくれます。そして、人間が別の分野の学びを横断的に使えるという強みを再確認できるのも大きいところでした。 AIに振り回されずに、自分の頭で考える感覚を取り戻したい人に向いている一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

二〇一六年三月、人工知能の囲碁プログラム「アルファ碁」が世界ランクの棋士を破った。羽生善治は、その勝利の要因を、「人工知能が、人間と同じ“引き算”の思考を始めた」とする。もはや人間は人工知能に勝てないのか。しかし、そもそも勝たなくてはいけないのか─。NHKスペシャル『天使か悪魔か─』の取材をもとに、その先を描く。天才棋士が人工知能と真正面から向き合い、その核心に迫る、“人工知能本”の決定版。
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