
ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲
西原理恵子 and 高須克弥
小学館 / 201605
累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
star総合評価 40/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
人との距離感って、案外むずかしいですよね。長く一緒にいるほど「気をつかわない関係」が良いようで、でも本音を言えば、ちょっとした場面で相手の気持ちが読めないことに疲れたり、こちらの思いが伝わらずモヤっとしたり。大きな事件じゃないのに、じわじわ積もるタイプの悩みです。 この本の抜粋を読んでいると、読者が刺さっているのは派手なエピソードではなく、トーストを一枚渡しただけで生まれる“予想外のありがとう”みたいな、日常の隙間にある感情のやりとりなんだと思います。高価な贈り物より、朝のテーブルで起こる小さなリアクションのほうが関係を動かしてしまうところに、ちょっと救われる。大きく変わらなくていいんだよ、と言われている感じがあるんですよね。 もう一つ、サイバラが踏んでいい地雷とダメな地雷を見抜いて、ギリギリを攻めながらも関係が壊れないところ。あれを読んでいると、「正直に言うべきか」「黙って流すべきか」で迷う日常にも、判断の余白があるんだなと思える。相手を理解しきれてなくても、全部わかって歩こうとしなくても、生々しいやり取りの中で関係って作られていくんだなと感じます。 派手に人生を変える本ではないけれど、誰かと一緒に過ごす日の“粒度”を思い出させてくれる一冊です。人付き合いにちょっと疲れたときや、身近な人とうまく距離が取れないときに、静かに効いてくると思います。こんな人に刺さる本です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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