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わが闘争(上) (角川文庫)

わが闘争(上) (角川文庫)

アドルフ・ヒトラー, 平野 一郎, and 将積 茂

KADOKAWA / 1973-10-12

累計読者数6
平均ハイライト数 3.8件/人
推定読了時間 約7時間13分
star総合評価 32/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

日々ニュースを見ていると、「世論って本当に人々の声なのか?」とか、「自分の判断がどこまで自分のものなのか」がぼんやりしてくることがあります。頭では気をつけているつもりでも、何かに流されている感覚が残るというか…。僕も同じで、そんなモヤモヤの正体をつかみたくて読んだのがこの本でした。 もちろん内容の多くは危険で、鵜呑みにできるようなものではありません。でも、抜粋した箇所の通り「世論は経験よりも加工によって形づくられる」という視点や、「人の考えがどう操作されていくか」という記述は、いまの時代に読むと現実と地続きに感じるところがあります。自分も知らないうちに何かの枠に入っていないか、立ち止まるきっかけにはなりました。また、読書そのものを“世界像を組み立てる作業”として捉える視点は、歴史的文脈を外しても学べる部分があります。 あくまで危険性を理解したうえで距離を取りつつ、自分の思考の輪郭を確かめたい人には向いていると思います。特に「情報の多さに疲れて、自分の立ち位置が見えにくくなっている人」には、一度冷静に読む価値があるかもしれません。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

世の趨勢につれ、亡霊のように消えては現れるヒトラー・ブーム。この無気味な現象は、いったい何を意味し、何を志向しているのか。その謎を解く鍵を秘めた本書、『わが闘争』。それは、独裁者ヒトラーの出現を許した混迷の政治風土と酷似する現代において、予想外の意味をもってわれわれに迫ってくる。ヒトラーが本書で語るその恐るべき政治哲学、魔術に近い巧妙な政治技術は、現代政治の虚構を見抜く有力な手掛かりとして、今なお多くの示唆を放っている。戦争体験のない世代が増えている現代において、若者はもちろんのこと、全国民にとって、批判的必読の書といえよう。ヒトラーが、世界制覇の戦略と思想とを自ら語った、世界史上稀有の政治的遺書を電子書籍で。
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