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忍者の兵法 三大秘伝書を読む (角川ソフィア文庫)

忍者の兵法 三大秘伝書を読む (角川ソフィア文庫)

中島 篤巳

KADOKAWA / 2017-02-25

累計読者数3
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約4時間22分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事でも生活でも「状況を読むのが苦手だな」と感じることがあって、相手の意図や場の空気をつかめないまま動いてしまうことがあります。自分なりに考えているつもりでも、どこか一手遅れるような感覚が残る。そんなとき、歴史の中で“影で動くこと”を仕事にしてきた人たちは、何を拠り所にしていたんだろうと気になって手に取ったのがこの本でした。 読んでみて意外だったのは、忍者が単なる潜入スキルの集まりではなく、「状況の変化をどう読み、どう自分の側に引き寄せるか」という発想の塊だったことです。雪の足跡を消す工夫の細かさは、そのまま“痕跡を残さない判断”の練習として読めるし、信頼できる人だけを任務にあてよ、という教えは仕事のチームづくりにも思い当たるところが多い。さらに、彼らが“準拠集団”として互いを支え合っていた点は、現代のコミュニティのあり方を見るヒントにもなります。 大げさに人生が変わるような話ではないけれど、「場を読む」「仲間と動く」「痕跡を残さない」といったごく小さな行動をどう積み重ねるかに視点が移るので、日常の判断が少し穏やかになります。歴史好きはもちろんですが、静かに自分の動き方を整えたい人に刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る! いまだ多くの謎を残す忍者。彼らの真の姿を伝える『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』という三冊の秘伝書を読み解きながら、忍者の歴史や概念、その術や武具、禅との関わりまで、忍者のすべてを明らかにする。 ※本書は、平成六年二月二十五日に小社より刊行した角川選書『忍術秘伝の書』を改題・改稿したものが底本です。
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