
邪悪な世界のもがき方: 格差と搾取の世界を株式投資で生き残る (セルスプリング出版)
鈴木 傾城
累計読者数5
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star総合評価 55/100
trending_up後半加速型
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この本について
株をやらない理由として「今は怖い」とか「タイミングが分からない」とか、つい言い訳が出てしまうことってありますよね。自分もずっとそうで、暴落のニュースを見るたびに心がざわつくくせに、実際に何も動けないまま時間だけが過ぎていく感じがありました。 この本は、そのモヤモヤに対して派手な成功論を教えてくれるわけではなく、「なぜ自分は動けないのか」を現実の資本主義の仕組みから淡々と突きつけてきます。特に、安いときに買えないのは能力の問題ではなく“環境そのものが恐ろしく見えるから”という指摘は、自分の行動を整理する上でかなり効きました。さらに、長生きして利益を出し続ける企業に淡々と乗るしかないという話も、予測合戦に疲れている人には救いに近い視点だと思います。現金は平常時ではなく非常時のために持っておく、という考え方も、ようやく腹に落ちました。 この本が刺さるのは、派手に稼ぎたい人ではなく、「労働だけに未来を預けるのが不安だけど、無茶なこともしたくない」というタイプの人だと思います。自分と同じように、資本主義の中でどう身を守るかを落ち着いて考えたい人には、長く手元に置いて損はない一冊でした。
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