
この星の守り手たち
ドロレス・キャノン、ワタナベアキコ
ナチュラルスピリット / 2010-06-01
この本について
最近、目に見えないものをどう扱えばいいのか分からなくなる時があります。人との距離感に揺れたり、孤独を重たく感じたり、説明のつかない不安に振り回されたり。頭では「気にしすぎかな」と思いつつ、感情の方が先に動いてしまうあの感覚です。 『この星の守り手たち』は、そうしたモヤモヤに正面から答えるというより、「別の角度を示してくれる」本でした。読者が保存している抜粋を見ていると、地球の恐れが“病気”として語られていたり、思考そのものをエネルギーとして扱ったり、孤独を学びの一部として捉えたり…いま自分が抱えている重さを、そのまま宇宙的なスケールに置き直してくれるところが刺さっているように思います。特に、恐れを連鎖させてしまう仕組みや、理解できないものを怖がってしまう人間の性質に触れている部分は、日常の行き詰まりにそのまま重ねやすいはずです。 個人的には、「体は学びのための乗り物」という視点が一番効きました。今の自分の限界もコンディションも、ただの欠点ではなく“設定の一部”として見直せる。だからこそ、感情や思考の揺れも、決して無駄なものではなく、成長のための素材として扱える。その柔らかさが、この本のいちばんの価値だと思います。 世界の仕組みに息苦しさを覚えている人、孤独や不安の意味を少し違う角度で見たい人に届く本です。宇宙の話だからと身構えず、今の生活の延長線上で読むのがちょうどいいと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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