
声をかける
高石宏輔
累計読者数5
平均ハイライト数 13.2件/人
推定読了時間 約8時間20分
star総合評価 61/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 66%
この本について
人と話すとき、相手の反応ばかり気にして、自分の気持ちがどこにあるのか見えなくなることってありませんか。うまく振る舞いたいのに、いざとなると空回りする。距離の詰め方も、引き方も、正解がわからない。読者の方が保存していた抜粋を見ていると、まさにその「わからなさ」の中で揺れている主人公の姿に、自分の影を重ねたんだろうなと思いました。 『声をかける』が面白いのは、ナンパという行為そのものより、そこで露わになる「自意識のドロドロ」を正面から書いているところです。うまくいったときの高揚と、セックスのあとに訪れる虚しさ。相手がどう思っているのか読み切れず、引くべきか押すべきか迷う場面。誰かに求められたいのに、求められすぎると怖くなる揺れ。こういう、日常の人間関係でも起きているのに、普段は言語化しきれない感情が、そのままの形で置かれています。 読んでいくうちに、「相手を動かす技術」の話ではなく、「自分が何に傷つき、何に反応してしまうのか」を静かに突きつけられる感覚があります。主人公が相手の言葉に翻弄され、時に逃げ、時に余裕のあるふりをしながらも、本当はただ不安で仕方ない。その不器用さが、やけにリアルです。 人と親しくなるたびに、自分の弱さが露出する気がしてしんどくなるタイプの人には、とても刺さると思います。自分だけが迷っているわけじゃないと、少しだけ呼吸がしやすくなる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
美容部員、風俗嬢......クラブで、路上で、女性たちに声をかける。ナンパという自傷行為通して辿りつくコミュニケーションの小さな萌芽。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




