
最強兵器としての地政学
藤井 厳喜
ハート出版 / 2016-09-22
累計読者数3
平均ハイライト数 174件/人
推定読了時間 約4時間18分
star総合評価 74/100
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この本について
国際ニュースを見ていると、いろんな国の思惑が飛び交っていて、「結局どこをどう見ればいいのか…」と立ち止まることが多いです。歴史の話や地図の話は知っているつもりでも、現代の動きとつながらず、ただ情報に振り回されている感じが続くんですよね。 この本は、そんなモヤモヤを少しずつほどいてくれました。たとえば、チャイナやロシアの動きが「ランド・パワー」という性質からどう必然的に生まれてくるのか、あるいはアメリカの負担感や同盟再構築の姿勢がどこから来ているのかが、当事者の主張ではなく“地形と距離”という物理的な制約から説明されます。読者が保存していた引用にもありますが、日露戦争の風刺画やモンロー主義の誤解など、歴史の具体的なシーンと重ねて読むことで、「なるほど、こう見れば今のニュースもつながるのか」と視点が変わっていきます。 読んでみて感じたのは、結論よりも “地図の見方” を持つと世界の動きがだいぶ落ち着いて理解できるということです。国同士の摩擦や突発的に見える衝突も、物資の補給路や海流、内陸国家の限界といった要素で見ると、感情論ではなく「そうせざるを得ない理由」が浮かび上がってくる。そこがこの本の静かな効き目です。 国際ニュースの背景を、自分の頭で整理できるようになりたい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
朝鮮戦争・ベトナム戦争から現在進行中の南シナ海紛争まで、そのカラクリが、類書にないオリジナルのチャートと地図で一目瞭然!二色刷!目からウロコの地図満載!現実を直視し“九条真理教”を捨て、“海洋国家”日本に目覚めよ!!リーマンショック、クリミア併合、英EU離脱など数々の事件を予測した国際政治学者・藤井厳喜がおくる「地政学」入門書の決定版!
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