
この本について
最近、なんとなく体調がブレるときに「病院では異常なしと言われるのに、原因がよくわからない」というモヤモヤを抱えることが多くて。食べても疲れる、眠ってもすっきりしない、甘いものだけ異様に欲しくなる……自分でも説明できない感覚が続くと、不安より先に“どうしたらいいのか”がわからなくなるんですよね。 この本は、そういう状態に対して派手な答えをくれるわけではないのですが、「もしかして腸の環境が思っている以上に崩れているのでは?」という視点を静かに置いてくれます。たとえば、ミネラル不足がただの栄養不足ではなく、腸にいるカビに奪われている可能性があるとか、サプリを足せば足すほど逆にカビが元気になることがあるとか。あるいは、パンや砂糖を異常に欲してしまうあの感じも、意志の弱さではなく“体がそうさせられている”という可能性がある……という説明は、妙に腑に落ちました。抗生物質やステロイドを乱用すると腸内バランスが崩れやすい、というあたりも、思い当たる人は多いかもしれません。 読んでいて一番大きかったのは、「原因が見つからない不調に、もう少し別の角度があってもいいのかもしれない」と思えたことです。完全に再現できる対策ばかりではありませんが、発酵食品を控えてみるとか、パンを続けて食べるのをやめてみるとか、体温を意識して上げてみるとか、今日から“試すこと”があるのは心強いです。 自分の不調に説明がつかず、でも何かを変えたいと思っている人に届くと思います。
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