
神は、脳がつくった――200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源
E.フラー・トリー and 寺町 朋子
累計読者数3
平均ハイライト数 3.3件/人
star総合評価 38/100
boltライト読書型
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この本について
ときどき、なんで自分はこんなふうに感じるんだろう、とか、人はどうしてこんな行動を選ぶんだろう、みたいなモヤモヤが出てきませんか。正しさとか信念とか、もっと遡れば「神」という概念まで含めて、人間の根っこってどこから来たんだろう…と考え出すと意外と抜け出せません。 この本が面白いのは、その問いに「人類の脳がどう進化してきたか」という視点から光を当ててくれるところです。ホモ・エレクトスが自分を認識し始めた話や、他者の心を読む力がどんなふうに芽生えたのか、言語がどんな仕組みで“思考を他人の頭に送る”技術になったのか。どれも難しそうに見えるのに、具体的なエピソードを通して読むと、不思議なくらい日常の感情や人間関係とつながっていきます。 特に、他者の考えに気づけることが共感の前提になる、というくだりは、自分の人付き合いのつまずきにも直結していて「なるほど…」と思わされました。宗教が生まれた背景にも、脳の進化や集団で生きるための工夫があるという視点は、善悪とか信仰の話よりも、もっと人間くさい物語として受け取れます。 人の行動や価値観の“出どころ”を冷静に知りたい人に刺さる一冊だと思います。物事を一段引いて見たいときに、けっこう力になります。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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