
禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか NHK出版新書
更科 功
NHK出版 / 2022-12-12
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star総合評価 66/100
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この本について
人の行動って、どこまでが「自分の意思」で、どこからが「生き物としての仕組み」なのか。仕事でも生活でも、ふとそんな境界があいまいに感じてしまうことがあります。自分の判断がブレるときほど、その正体を知りたくなるんですよね。 この本は、人類がどうやって今の姿になったのかを、生々しいほど具体的に追いかけていきます。果実を探すために空間と時間の地図をつくる必要があったとか、二足歩行はオスだけの都合では説明できないとか、「聞いたことはあるけど、そこまで考えたことはなかった」視点が容赦なく出てくる。特に、脳の大きさや「ヒトらしさ」が劇的な突然変異ではなく、環境の偶然や食性の揺れ戻しのような地味な積み重ねで決まってきた、という話は、自分の悩みのスケール感をちょっと変えてくれます。 何か一つの理由で物事が決まるわけじゃない。進化がそうであるように、私たちの行動もいくつもの条件で成り立っている。そう思えると、目の前の選択に少しだけ余裕が生まれる本でした。 自分の「考え方の癖」や「意思決定の揺らぎ」を、もう少し大きな視点で見直したい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
知能の高さと生物の繁栄は直結しているか? 脳の大きいネアンデルタール人が滅んだのはなぜか? 人類史の大きな謎に迫る!
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