
魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める魚の教養
ながさき一生
宝島社 / 2025-07-22
累計読者数20
平均ハイライト数 18.6件/人
推定読了時間 約3時間31分
star総合評価 60/100
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この本について
魚って好きなんだけど、正直「当たり外れが多いな…」とか「産地とか漁法って気にした方がいいの?」みたいな小さなモヤモヤがずっと残っていました。美味しい魚を食べたいだけなのに、どこを見ればいいか分からない。まして寿司となると、流通とか鮮度とか専門的な話が一気にハードルを上げてくるんですよね。 この本は、そういう“なんとなくの不安”をいい意味でほどいてくれました。たとえば、天然魚が30点から90点まで振れ幅がある理由や、養殖が安定して70点なのはエサの調整が効くからだという話。知識として面白いだけじゃなく、「今日は魚を選ぶべきか、別の食材に任せるか」という判断が、少しだけ現実的にできるようになります。寿司が産地より流通先に最適化された料理だという視点も、食べる側の基準を変えてくれるものでした。 個人的には、漁業法や資源管理が“全国一律では語れない”という説明もすっと腑に落ちました。魚の世界って、一見同じように見えても、浜ごとに事情も歴史もまったく違う。だからこそ単純化せず、現場に合わせて考える必要がある。こういう背景を知ると、日々の「なんでこんなに値段が変わるんだろう」といった疑問も、単なる不便さではなく“魚という食材の面白さ”に置き換わっていきます。 魚や寿司を「なんとなく好き」で終わらせず、もっと楽しめる軸がほしい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 累計222万部突破! 大人気「見るだけノート」シリーズ最新刊は『魚の教養見るだけノート』。海外からも注目されている日本の魚食文化について、日本人なら教養としてぜひ知っておきたいもの。水産資源に関する漁業文化、養殖、流通、水産加工、鮮度の見分け方、飲食店の工夫など、独自に進化した魚ビジネスを「見るだけノート」のイラスト図解で、入門者にもわかりやすく丸ごと紹介します。 【目次】 Chapter 1 まずは魚の基本を押さえよう Chapter 2 魚をおいしく食べる前に知っておきたいこと Chapter 3 魚でひもとく日本の歴史 Chapter 4 人と魚ビジネスの関わり① Chapter 5 人と魚ビジネスの関わり② Chapter 6 教養としての魚の食べ方 【監修】 ながさき一生 (ながさき・いっき) 一般社団法人さかなの会代表。東京海洋大学非常勤講師。1984年、新潟県糸魚川市筒石の漁師の家庭に生まれ、幼少期から家業を手伝いながら魚に親しむ。2007年に東京海洋大学を卒業後、築地市場の卸売企業で水産物流通の現場を経験。その後、同大学大学院で魚のブランドや知的財産に関する研究を行い、修士課程を修了。2010年からは大手IT企業に勤務し、システム開発を通じて流通システムの知見を深める。2006年より、魚好きが集うコミュニティ「さかなの会」を主宰し、魚に関するイベントや情報発信を継続的に行う。2017年には「さかなプロダクション」を創業し、魚の魅力を広く伝える活動を本格化。テレビドラマ『ファーストペンギン!』の漁業監修や、ふるさと納税の水産コンテンツ監修なども手がけ、多方面で活躍している。著書に『魚ビジネス』(クロス メディア・パブリッシング)、『五種盛りより三種盛りを頼め 外食で美味くて安全な魚を食べる方法』(秀和システム)などがある。
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