
人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」 (講談社現代新書)
三井誠
講談社 / 2005-09-20
累計読者数4
平均ハイライト数 37件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
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この本について
仕事や生活で行き詰まると、「なんで自分だけうまくいかないんだろう」とか「そもそも人間って、どういう存在なんだっけ」といった根っこの疑問に戻ってしまうことがあります。目の前の課題に追われながらも、人間そのものへの理解が浅いまま進んでいる感じがして、どこか落ち着かない。僕自身、そんなモヤモヤを抱えていました。 『人類進化の700万年』は、そういうときに一度立ち止まらせてくれる本です。人類だけが二足歩行を選んだ理由も、脳を大きくした代償としてどれだけエネルギーを必要としたかも、はっきり一つに決まらない説が多い。でも、その“決着しなさ”が逆に効いてきます。目の前の問いを一発で片づけようとするクセが少し抜けて、「複数の要因が重なって今がある」という視点が仕事にも人間関係にもそのまま使えるんです。また、ミトコンドリアが母親からだけ受け継がれる話や、毛が薄くなった理由がまだ断定できないという部分には、人類の成り立ちが思った以上に不確実で、それでも続いてきた強さを感じました。 自分の思考が一つの説明に固まってしまったとき、もう少し広い時間軸で考えてみたい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
知能に勝るクロマニョン人が作った石器と同じくらい工夫を凝らした石器(石刃)が、ネアンデルタール人の3万数千年前の化石とともに見つかっている。ネアンデルタール人も巧妙な石器を作っていたらしい。ネアンデルタール人は約20万年前に誕生してから、このころまで原始的な石器を作り続けてきた。そんな彼らが急に自らの力で進歩的な石器を作り出したとは考えにくい――<本書より>
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