
面白くて眠れなくなる進化論
長谷川 英祐
PHP研究所 / 2015-06-23
累計読者数6
平均ハイライト数 7.5件/人
推定読了時間 約2時間43分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、「もっといいやり方があるはずなのに、なぜ自分はこういう選択をしてしまうんだろう」と立ち止まることがあります。環境に合わせて変わっていくはずなのに、実際の自分はそんなにスムーズに変われない。そこでモヤモヤしている人は多いと思います。僕もずっとその一人でした。 『面白くて眠れなくなる進化論』を読むと、生物が変化する仕組みそのものが、そもそもそんなに一直線ではないことに気づかされます。自然選択のような「理由のある変化」だけでなく、遺伝的浮動のような「理由がない変化」も同じくらい強く働いている。変化は常に滑らかではなく、断続的で、時に突然起きる。これを知ると、自分の変化が遅い時期や停滞して見える時期も、ただダメなわけじゃなくて、そういうフェーズがあって当然なんだと少し思えるようになります。 もうひとつ刺さったのは、科学が常に「よりシンプルな説明」を探しているけれど、世界のほうがそもそも複雑で、美しくない構造で動いているという視点です。完璧な理由や一本の説明を求めすぎて迷子になることが多い人間にとって、この現実的な感覚はかなり救いになります。生物がそうなら、人間の行動やキャリアが一つの原理だけで説明できないのも当たり前だよな、と。 目の前の変化に理由を求めすぎて疲れている人、あるいは「進まない自分」を責めがちな人に静かに効く一冊です。
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出版社による紹介
なぜ、世界はこんなにたくさんの生物に満ちているのか? 本書は、生物の多様性と適応をめぐる進化論の知的冒険について、できるだけわかりやすく述べた一冊。ベストセラー『働かないアリに意義がある』の著者が、進化論の歴史、可能性と限界、そして新たな展開について語る。 【PHP研究所】
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