
ぼくらの仮説が世界をつくる
佐渡島 庸平
ダイヤモンド社 / 2015-12-10
この本について
最近、自分の変化の遅さに焦ったり、周りのスピードと比べて落ち込んだりしませんか。やりたいことはあるのに、何から動けばいいのか分からない。大きく変わるには強い意志が必要だと思い込んで、結局その意志が続かなくて自己嫌悪に陥る。僕も同じで、「結局、人って変われないのかな」と何度も考えました。 『ぼくらの仮説が世界をつくる』は、そんな停滞感に対して、ちょっと違う角度から光を当ててくれる本です。たとえば、変化は意志ではなく習慣でしか積み上がらないという話。1ミリの積み重ねを続けるための“観察力”の重要性。自分の個性は自分の中から見つけるのではなく、誰かを真似したり、関わったりする中で浮き上がってくるという考え方。どれも劇的な解決ではないけれど、日々の行動をじんわり変えてくれるものばかりでした。 読んでいて特に刺さったのは、どんな習慣も技術や環境の変化の中では「過渡的」なものにすぎず、絶対的な正解はないという視点です。今の自分のやり方に固執しなくていいと思えた瞬間、肩の力がすっと抜けました。また、世界の変化は15%の人が気づいたときに動き始めるという話も、周りが理解してくれなくても、静かに続ければいいんだと背中を押してくれました。 今のままじゃ何か違う気がする。でも、何をどう変えればいいのか分からない。そんな“モヤモヤを抱えたまま動いている人”に特に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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