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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員V」 (TOブックスラノベ)

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員V」 (TOブックスラノベ)

香月美夜 and 椎名優

累計読者数11
平均ハイライト数 4.4件/人
star総合評価 57/100
boltライト読書型
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この本について

最近、立場の違う相手と向き合う場面で「どこまで踏み込んでいいんだろう」と迷うことが多いなと思います。責任を持つ側になるほど、相手の事情も見えてしまって、正しさだけでは動けなくなるあの感じ。分かってほしいけど、分かり合えない溝もある。そんな場面で足が止まることってありますよね。 今回の巻を読んでいて印象的だったのは、ローゼマインが“図書館と本”のためなら迷いなく動く一方で、貴族・平民・家族・側近、それぞれの距離の違いに何度もぶつかっているところでした。たとえば、感謝の仕草ひとつとっても、相手にとっては最大級でも、彼女からすると重すぎて戸惑う。そのギャップを認識したまま、それでもやるべきことを選ぶ姿には、妙に現実味があります。 さらに、周囲の人たちがローゼマインの行動に合わせて動き、同時に彼女の“優先順位”を理解しようとする描写も刺さりました。図書館を守る覚悟の重さに驚きつつも、それを否定しない仲間の関わり方がすごく人間的なんですよね。誰かのこだわりや信念をどう扱うか、というのは私たちの日常にもある悩みだと思います。 全体として、この巻は「自分が背負うもの」と「相手が背負っているもの」が交錯する瞬間が多くて、立場の違いを抱えながら働いている人ほどグッとくるはずです。こんな人に刺さると思います。自分の軸を守りたいけど、周りとの関係も大事にしたい人。

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