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SONY 平井改革の1500日 (日本経済新聞出版)

SONY 平井改革の1500日 (日本経済新聞出版)

日経産業新聞

日経BP / 2016-05-23

累計読者数42
平均ハイライト数 36.5件/人
推定読了時間 約4時間59分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

仕事で数字を追いながら、どこか「これって本当に意味のある動きなんだろうか」とモヤモヤする瞬間ってありますよね。社内の論理ばかりが強くて、現場の実感や外の視点が置き去りになったまま進むプロジェクトに、妙な疲れだけが残るあの感じ。自分の立てている目標が、本当に外の世界とつながっているのか不安になることもあります。 この本を読むと、そのモヤモヤに少し輪郭が出てきます。ソニーの再建期に、事業ごとのバランスシートを切り分けて責任を明確にした話や、社内向きの議論よりも「外への説明責任」を重視する意識への転換など、抽象的なスローガンではなく具体的なやり方として描かれているのがありがたいところです。また、データを使うこと自体よりも、それを現場がどう運用できるかを重視する姿勢は、日々の業務にもそのまま置き換えられる感覚があります。平井氏が全国の現場を回って意見を拾い、そのうえで意思決定するプロセスも、トップの話というより「組織の動かし方」のリアルとして読めます。 個人的には、問題を覆って数字を作るのではなく、あえてさらけ出して次につながる種を仕込むという考え方が、焦りがちな時ほど効きます。何かを変えるには順番があって、商品でも組織でも、まず「強さ」を取り戻すところからしか始まらないという視点は、遠回りに見えて実は近道なんだろうなと感じました。 現場のリアルと経営の視点の間で揺れる人に静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ついに復活! 知られざる改革の深層に、取材記者が迫ったドキュメント。「電機業界の負け組」と揶揄されたソニーが、静かなる復活を果たした。2012年に社長に就任し、苦闘を続けてきた平井一夫氏の改革が、いまようやく花開きつつある。本書は、「1500日改革」の深層を描き、稼ぐ力を取り戻したソニーのいまとこれからを描く。
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