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起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡 (文春e-book)

起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡 (文春e-book)

児玉 博

文藝春秋 / 2020-04-10

累計読者数91
平均ハイライト数 44.2件/人
推定読了時間 約3時間6分
star総合評価 78/100
menu_book精読型
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この本について

仕事で判断に迷ったり、チームが大きくなるほど「自分はちゃんと前に進めているんだろうか」と不安になることがあります。特に、人のマネジメントや事業の方向転換の場面では、正解のない選択にひっそり疲れてしまうことも多いと思います。 『起業家の勇気』は、そういう“現場での迷い”に具体的な角度をくれる本でした。印象的なのは、成果に報いる姿勢や三十人が限界という現実的なマネジメントの感覚、そして説明できない採用はしないという徹底した判断軸。どれもキレイごとではなく、実際の組織で起きる摩擦を通して語られているので、自分の仕事に置き換えやすいんです。また、宇野氏がモチベーションを失いそうになるたびに書店に走るくだりは、努力論ではなく“自分をどう立て直すか”の一つの方法として素直に参考になります。 派手な成功談というより、「へこたれなさ」や「粘り強さ」をどう現場で育てていくのかを覗ける本なので、今のやり方に少し行き詰まりを感じている人ほど刺さる気がします。そんなに構えず読めますが、読後にじわっと視点が変わるタイプの一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

堀江貴文、藤田晋ら“ヒルズ族の兄貴分”と呼ばれた男。 ネットベンチャーが続々花開いた時代に、USENの宇野康秀社長は、フジテレビからホリエモンのライブドア株を購入したり、プロ野球の新規参入問題などで、メディアの脚光を浴びました。2001年には、平井堅、米倉涼子らとともにベストドレッサー賞も受賞しています。 しかし華やかに見えるその半生は、挫折と試練の連続でした。 父親の元忠は大阪ミナミで有線放送の会社を興し、裸一貫、全国を制覇した立志伝中の人物です。ところが無断で電柱に有線のケーブルを引いたり、ライバル会社のケーブルを切ったりという悪どいやり方は、息子である康秀に巨大な負債となってのしかかります。 やっとのことで有線放送の会社をブロードバンド事業へと導いた宇野の手腕。しかしこれからという時に、リーマンショックによって経営は暗転し、融資を受けた銀行団との壮絶なバトルが始まるのでした。 起業家の資質とは何か、起業精神の本質はどこにあるのか。 壮大な事業に挑んだ宇野元忠、康秀父子の生き方を軸に、若き日の孫正義、三木谷浩史、藤田晋、村上世彰ら、錚々たるベンチャー創業者たちの興亡の歴史を鮮やかに描きます。
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