
勝てば官軍 (ワニの本)
藤田田
ベストセラーズ / 1996-10-01
この本について
仕事で判断が遅れたり、自分の企画に自信が持てなかったり、「この方向で合っているのかな」と迷うことって、けっこうありますよね。頭の中ではもっとシンプルに考えたいのに、周りの声や習慣に引っぱられて、気づけば動けなくなっている。そんなときに藤田田さんの『勝てば官軍』を読むと、考え方の軸を一度リセットしてくれる感覚がありました。 この本の刺さるところは、派手な成功談ではなく「判断の基準」をかなり現実的に語ってくれるところです。たとえば、数字に日常から触れておけという話は、いざ商売や仕事になると急に“勘”に頼ってしまう自分には耳が痛いけれど、確かにそうだなと思わされる。書類を一週間で捨てるというエピソードも、即断即決という言葉の抽象論ではなく、「決められないと情報に押しつぶされる」という実感をそのまま示していて、自分の仕事にすぐ持ち込める。さらに、値下げの裏にある顧客の“実際の行動”をグラフで見る姿勢は、思い込みを捨てる練習としてかなり効きます。 全体を通して感じたのは、「時代の流れを読む」というと難しく聞こえるけれど、藤田さんはそれを“観察と検証の積み重ね”として語っているということ。満塁ホームランではなく、一歩ずつ進む話が繰り返し出てくるのも、派手な成功神話に振り回されがちな日常にちょうどいい視点でした。 今の仕事の方向性に迷っている人、自分の判断軸を見直したい人には、とくに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





