
この本について
部屋を整えたい気持ちはあるのに、家族それぞれの使い方がバラバラで、何から手をつければいいのかわからないまま時間だけが過ぎていく…そんなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。片づけの本はいろいろ読んだけれど、「じゃあうちの場合はどう動けばいいの?」が曖昧なまま終わることも多いんですよね。 この本は、部屋づくりを“片づけのテクニック”ではなく“家族の暮らしをどう設計するか”として捉えてくれます。印象的なのは、まず理想をフセンに書き出して、部屋のどこで何をするかを視覚化していくプロセス。いまある家具は一度「ないもの」として考えるバックキャスティング方式なので、現実に縛られず、本当に欲しい暮らしが見えやすくなります。また、家具選びはデザインよりサイズが優先という話も現実的で、圧迫感を制したらほとんどの失敗は防げるという視点は、僕の中でかなり腑に落ちました。さらに、家族のライフフェーズに合わせて優先順位を3つに絞るという提案が、モヨウ替えの迷いを一気に減らしてくれます。 「片づけを頑張るより、家族の動き方をデザインしたい」「なんとなく家が使いづらい理由を言語化できない」そんな人に刺さる一冊だと思います。僕自身、読んでからは“どこに収納するか”より“どんな行動をここで起こしたいか”を考えるようになり、家族との話し合いもスムーズになりました。無理にきれいを目指す本ではなく、暮らし方に合わせて部屋を調整していくための実践的なガイドです。
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