
ひらめきはスキルである
瀬田崇仁
総合法令出版 / 2020-11-06
この本について
情報を集めても、あとで見返すと頭に残っていない。読んだ本の言葉に勇気づけられても、翌日には元の生活に戻ってしまう。自分でも「このままじゃもったいないな」と思いながら、うまく行動に変えられないまま積ん読だけが増えていく……そんな感覚、僕もずっと抱えていました。 『ひらめきはスキルである』を読んで効いたのは、知識を一気に流し込むんじゃなく、コーヒーみたいに“抽出し、捨て、ペースを整える”という考え方でした。何でも吸収しようと必死になるより、自分が扱える量だけを丁寧に拾うほうが、結果的に行動に結びつきやすいんですよね。さらに、この本がユニークなのは「本に書いてあることより、そこから自分の中で生まれたものを主役にする」という視点です。読んだ瞬間に「うちの場合で言うと」と置き換えてメモするだけで、学びが自分ごとになっていく実感がありました。 もうひとつ刺さったのは、日常や趣味にも問いを仕込むという話です。ただ流れていく時間の中に「こうされたら自分なら頼んじゃうよな」と問いを入れるだけで、普段見えていない改善点やアイデアが急に立ち上がってきます。本に頼らず、自分の頭で“たどり着いた答え”を増やす感覚に近いです。 本を読んでも行動が続かない人、インプットはしているはずなのに形にならない人には、かなり相性がいいと思います。僕みたいに「もっと地に足のついた学び方を身につけたい」と感じている人には、静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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