
日本の地方財閥30家 (平凡社新書0630)
菊地 浩之
平凡社 / 2012-02-15
累計読者数4
平均ハイライト数 31.8件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%
この本について
仕事で大きな決断をするとき、自分の判断がどこまで通用するのか不安になることがあります。知識は集めているつもりなのに、「地に足がついた視点」がどこか欠けている感じ。僕もそんなとき、歴史の中で実際に事業を動かしてきた人たちはどう考えていたんだろう、と振り返りたくなります。 この本が面白いのは、単なる地方豪商の系譜ではなく、彼らがどんな状況で決断し、どう動いたのかが具体的に追えるところです。例えば、伊藤忠と丸紅の分裂と再編の裏では、第一次大戦後の不況と銀行との関係が現実的に絡んでくるし、根津嘉一郎の「ボロ買一郎」と呼ばれた再建の連続には、危機の時に何を見ていたのかがはっきり残っています。鉄道、保険、電力など、業界ごとに人脈がどんなふうに影響を及ぼしたのかもわかり、意思決定のリアルさがにじみます。 読んでいて感じたのは、「財閥=巨大資本」ではなく、むしろ地元や人とのつながりをどう使ったか、失敗からどう立て直したかという話がほとんどだということです。抽象的な成功論より、現場で迷いながら前に進む姿の方が、今の自分の仕事にも重ねやすい。特に、組織の再編や事業の立て直しに関わる人には刺さると思います。 歴史の本だけど、読み終わると「自分ならどう動くか」を考えずにいられない一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
全国から地方の財閥・資産家をバランスよく選び出し、何代何十年もその地域の高額資産を誇り、地方経済で無視しえない家系を地域・事業に分けて紹介する。詳細な家系図・企業系統図付き。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




