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日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか

日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか

上阪 欣史

日経BP / 2024-01-22

累計読者数20
平均ハイライト数 15.8件/人
star総合評価 58/100
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この本について

仕事で海外案件や事業構想に向き合っていると、「結局この判断は地政学に振り回されているだけじゃないか」とか、「大企業の意思決定ってどうやって腹を括ってるんだろう」とモヤモヤする瞬間があると思います。自分の手元の仕事と世界の構造がどうつながっているのか、いまいち腹落ちしないあの感じです。 『日本製鉄の転生』を読んで印象的だったのは、巨大企業の動きが“抽象的な戦略”じゃなくて、各国の保護主義や資源価格の揺らぎといった現場レベルの事情から積み上がっていることがよく見えるところです。例えば、中国の安値鋼材に世界中が関税で応じた結果、「鉄はローカル産業」という橋本社長の考えが現実味を帯びていく流れとか、インドで外資の参入障壁がある中で、ミタルと組んで“部外者から内側へ入り込む”判断をするプロセスは、そのまま自分の仕事にも置き換えやすい視点でした。あるいは、八幡高炉の電炉転換や、油井管・ハイテンなどの技術で勝ち続けるために、何を守り何を手放すかを整理していく姿勢も、規模の大小問わず学びがあります。 特に「自分の会社はなぜこの選択をしているのか」を考えたい人や、事業を構造的に理解したい人にはすごく刺さる本だと思います。巨大企業の話なのに、意外と自分の迷いを整理してくれるタイプの一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本の伝統的な大企業はこんなにも変われる!重厚長大産業の代表格である日本製鉄の「転生」を描くノンフィクションが誕生。
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