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天才王子の赤字国家再生術12 ~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

天才王子の赤字国家再生術12 ~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

鳥羽 徹 and ファルまろ

累計読者数4
平均ハイライト数 8件/人
star総合評価 44/100
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この本について

仕事でも人間関係でも、状況が動くたびに「どう判断すればいいんだろう」と立ち止まることが多いですよね。正しさも優しさも両立しないし、成功した直後ほど足元がぐらつく。そんな時に、自分の中の軸をどこに置けばいいのか分からなくなることがあります。 『天才王子の赤字国家再生術12』は、物語の形をしていながら、そういう迷いに対して妙にリアルな視点をくれる巻でした。例えば、他人に幻想をかけすぎないこと。人は期待する分だけ裏切られたと感じるけれど、ウェインのように「隣の席にいた人が対面に座っただけ」と捉える視点は、現実の職場にも意外と当てはまります。また、成功の直後こそ気を抜かないという話や、自分を赦して前に進むためには目標が必要だという言葉は、感情ではなく行動の方を静かに押してくれる感じがありました。 さらに、彼らが語る「利益でつながる関係」という考え方も印象的でした。主従でも友人でもなく、互いが互いの役に立つからこそ続く関係。これって、チームでも取引先でも同じことで、期待でも情でもなく、互いが納得できるバランスをどう作るかが大事なんだよなと改めて思わされます。解らないなら解るまで考えればいい、というウェインの姿勢は、焦ったときの小さな支えにもなるはずです。 「自分の判断に自信が持てない」「人との距離感がしんどい」と感じている人には、物語を楽しみつつ視点の整理ができる一冊だと思います。

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