
ようこそ実力至上主義の教室へ 11.5 (MF文庫J)
衣笠彰梧 and トモセ シュンサク
KADOKAWA / 2019-09-25
累計読者数5
平均ハイライト数 1.6件/人
推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 24/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 18%
この本について
仕事でも学校でも、誰かを任せる立場になったときに「うまく導けていない気がする」とか、「相手の失敗をどう受け止めればいいのか」でモヤモヤすること、けっこうありませんか。自分もつい結果だけを見てしまったり、人の癖が気になって距離を置きたくなったりして、あとから反省することが多いです。 『よう実 11.5』の抜粋が保存されているのは、まさにそのモヤモヤに関わる部分が多いからだと思います。失敗を責めるのではなく、成長の流れとして受け取る視点とか、一見扱いづらい相手の変化をどう見るか、とか。物語としての駆け引きを描きつつ、人をどう理解するかという地味だけど避けて通れないテーマが刺さってきます。 読んでいて感じたのは、いわゆる「正しいリーダー像」を押しつけてこないところです。誰かを導くと言っても、実際には相手の弱さも自分の苦手意識も全部抱えたまま進むしかない。そのリアルな揺れ方が描かれていて、だからこそ自分の行動を無理なく見直せるんですよね。特に、相手の変化に気づけるまでの距離感の取り方は、現実の人間関係にもそのまま持ち帰れます。 「人を見る目に自信がない」「部下や後輩との距離に悩む」みたいな人には、静かに効いてくるタイプの一冊です。物語に寄り添いながら、自分の癖をそっと点検したいときにちょうどいいと思います。
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出版社による紹介
学校側の介入というアクシデントがあったものの、1学年の最終試験を退学者なしで乗り越えたCクラス。最後の行事、卒業式を迎える。兄との最後の接触に踏ん切りのつかない堀北にアドバイスを与えつつ、綾小路は月城理事長代行対策に動き出す。システムにはシステムで対抗、坂柳理事長に連絡を取り、1年Aクラス担任の真嶋、茶柱と秘密裏に接触、交渉を試みる。一方で綾小路の偽の姿について疑念を持つクラスメイトも現れていた。好奇心と願望の下、1年Cクラス松下千秋が綾小路の追跡を始める。そして1年という月日は生徒同士の関係を大きく進展させるには十分な期間で――。新たな学園黙示録、1年生編完結!
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