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ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)

ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)

衣笠彰梧、トモセ シュンサク

KADOKAWA / 2019-09-25

累計読者数10
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 38/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 33%

この本について

仕事でも学校でも、自分の評価が他人に決められてしまう感じってありますよね。数字や判定がすべてみたいな空気の中で、「本当の実力って何なんだろう」と考え込んでしまうことがあると思います。自分でもよく迷うんですが、そんなモヤモヤを抱えている時に読み返すと視点が変わるのが『ようこそ実力至上主義の教室へ』でした。 この作品の魅力は、派手なバトルや学園ドラマよりも、登場人物たちの“評価と実力のズレ”を突きつけてくるところです。誰かに低く見積もられても、それが自分の価値を決めるわけじゃないという姿勢や、常識の枠から外れて考える余白が描かれていて、読者が保存している抜粋にもその部分が色濃く出ています。学校の成績だけが差を生むわけじゃないし、ただ制度に従っていると、自分の将来がどんな形で削られていくのかにも気づきにくい。そんな当たり前のようで見落としがちな事実を、小説の中でキャラたちが体当たりで示してくれる感覚があります。 特に刺さるのは、評価に飲まれそうになった時に「本当にそれが自分の価値なのか」を一度立ち止まって考えられるようになるところ。あとは、他人がどう動いているかではなく、状況の仕組みそのものを見にいく視点が身につくところです。誰かに振り回されやすい人ほど、物語を追いながら自分の行動の癖が見えてくるはずです。 こんな人に刺さると思います。自分が低く見積もられている気がしても、どこかで「それだけじゃないはずだ」と感じている人。そんな時の読み物として、現実離れしすぎない範囲で背中を押してくれる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

学校側の介入というアクシデントがあったものの、1学年の最終試験を退学者なしで乗り越えたCクラス。最後の行事、卒業式を迎える。兄との最後の接触に踏ん切りのつかない堀北にアドバイスを与えつつ、綾小路は月城理事長代行対策に動き出す。システムにはシステムで対抗、坂柳理事長に連絡を取り、1年Aクラス担任の真嶋、茶柱と秘密裏に接触、交渉を試みる。一方で綾小路の偽の姿について疑念を持つクラスメイトも現れていた。好奇心と願望の下、1年Cクラス松下千秋が綾小路の追跡を始める。そして1年という月日は生徒同士の関係を大きく進展させるには十分な期間で――。新たな学園黙示録、1年生編完結!
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