
そうしないことはありえたか?:自由論入門
高崎 将平
青土社 / 2022-09
累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
star総合評価 24/100
boltライト読書型
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この本について
「自分の選択って、本当に“自分で”決めてるんだろうか…」とふと立ち止まることがあって、でも深掘りすると途端に話が大きくなりすぎて、結局モヤモヤだけが残る。僕もずっとその繰り返しでした。 この本は、そのモヤモヤを無理に断ち切るんじゃなくて、いったん丁寧にほどいてくれるタイプの入門書です。運命論みたいな極端な考えに飲まれそうになったとき、「そもそも何が問題なんだっけ」と視点を戻してくれるし、霊魂とか超常的な説明に逃げずに、現実の因果の中でどう自由を考えられるかを示してくれます。また、分析哲学の議論を背景にしているのに、専門知識がなくても読めるように書かれていて、知らない概念に置いていかれる感じがなかったのも助かりました。 読んでいて一番救われたのは、「自由か不自由か」の二択ではなく、私たちの行為がどんな前提や知識に支えられているのかを具体的に考えられるようになるところです。日常の選択にうっすらまとわりつく“責任の重さ”を、もう少し現実的に扱いたい人に刺さる本だと思います。
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出版社による紹介
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