ヨムナビ
勉強の哲学 来たるべきバカのために (文春e-book)

勉強の哲学 来たるべきバカのために (文春e-book)

千葉雅也

文藝春秋 / 2020-03-10

累計読者数17
平均ハイライト数 19.2件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

勉強しようと思って本を開いたはずなのに、気づけばネットで拾った断片情報に流されてしまう。あるいは、何を信じていいのか分からなくなって、手が止まる。このあたりのモヤモヤ、けっこう共通なんじゃないかと思います。僕自身も「どこまでが他人の考えで、どこからが自分なのか」が曖昧になりがちで、この本に出会ったときにようやく立ち位置が少し整理されました。 千葉さんが語る「深い勉強」は、一気に伸びる感じではなく、むしろ一度ノリが悪くなる時間を通るところが特徴です。比較をしぶとく続けながら考えを仮固定していくとか、可能性をいったん有限化してみるとか、たぶん普段の生活ではあまりやらない動作なんですよね。でもそのプロセスのおかげで、自分のこだわりがどの偶然から始まっているのかに気づけたり、流れてくる言葉に乗っ取られないための距離が取れるようになる。特に「問題化する」という姿勢は、仕事や日常の思考にもそのまま効いてきます。 まともに考えたいのに、情報のノリに引っ張られてしまう感覚がある人にはかなり刺さると思います。深く考えるってこういうことかもしれない、と静かに気づかせてくれる本でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

千葉雅也の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「勉強」が気になっているすべての人へ! 勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。 勉強とは、かつての自分を失うことである。 深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、 それは恐るべき快楽に身を浸すことである。 そして何か新しい生き方を求めるときが、 勉強に取り組む最高のチャンスとなる。 日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、 独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論! 文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。 解説・佐藤優 ※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本を基にした増補文庫版を底本としています。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要