
図解 歎異抄 たよる、まかせる、おもいきる
齋藤 孝
ウェッジ / 2022-12-20
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star総合評価 52/100
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この本について
仕事でも人間関係でも、自分の努力だけで何とかしようとして行き詰まることがあって、「もう少し器用に生きられたらな」と思う日が僕にもよくあります。そんなとき、この本を読んだ人が「他力」「まかせる」という言葉に反応しているのを見て、ああ、同じところでつまずいているんだなと感じました。 歎異抄って宗教書のイメージが先に立ちますが、この図解版は、日常の悩みにそのまま差し込める形で「自力で抱え込みすぎるクセ」をほぐしてくれます。たとえば、他力は人まかせではなく、どうにもできない部分をいったん認める視点のことで、その瞬間に肩に入っていた力が抜ける感じがあります。さらに「善人」「悪人」といった言葉も、善悪の話ではなく、人は完璧じゃないという前提で自分を見るための道具として扱われていて、無駄に自分を責める時間が減りました。そして念仏や本願の説明も、信仰を押しつけるものではなく、「自分のコントロール範囲をもう少し正直に見よう」という姿勢につながっていきます。 自分の頑張り方に疲れてきた人に、静かに効くと思います。
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