
この本について
カスタマーサクセスに関わっていると、「結局どこから設計すればいいのか」「理想論は聞くけど、現場でどう動けばいいのか」がずっと残り続けるんですよね。私も同じで、フレームワークを学んでも自社に落とす段階で止まってしまうことが多かったです。 『カスタマーサクセスのトリセツ』が助かったのは、魔法のやり方を示すのではなく、「自社にどう置き換えるか」という視点を繰り返し突きつけてくるところでした。たとえば手順化と標準化の違いを丁寧に分けて説明してくれるので、「全顧客に同じことをやるのではなく、再現性のある部分だけを抽出しつつ、顧客ごとに応用する」という現実的な線引きが見えてきます。また、顧客の成功を定量で定義し、オンボーディングとサクセス期で切り分けて考える構造も、日々の対応をなんとなくで済ませないための軸になりました。 さらに、「伴走」と「代走」の違いを顧客対応の場面に置き換えて説明してくれるのもありがたくて、つい頼まれごとに引っ張られがちな現場で、自分がどこまで責任を持つのかを見直すきっかけになります。顧客が自走できるように設計する、という当たり前のようで難しいテーマにも真正面から触れていて、読み終わったあとに具体的な改善ポイントがいくつも浮かんできました。 現場で迷いながらカスタマーサクセスを組み立てている人にとって、肩の力を抜きつつも土台を固めてくれる一冊だと思います。
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




