
新時代のリーダーに必要な超共感力と超EQ心の知能指数: 共感力とEQ心の知能指数で何だか全て上手く行く
ありむらとしこ
この本について
仕事でも日常でも、気づくと「やらなきゃいけないこと」に追われて、気持ちがずっと前のめりなまま…という時があります。頑張っているつもりなのに空回りしている感じがしたり、人とのやり取りで些細なことで疲れてしまったり。自分のメンタルの状態をうまく扱えていないだけなのかもしれないけれど、その「扱い方」がそもそも分からない、という声をよく聞きます。僕自身もずっとそのタイプでした。 この本が面白いのは、心の状態をBeing・Doing・Havingの3つのモードで捉えているところです。「今の自分はどのモードにいて、どこに偏っているのか?」と意識し始めるだけで、気持ちの余白が少し戻ってくる感覚があります。また、EQというと特別なスキルのように聞こえますが、この本ではもっと実生活に近い形で説明してくれていて、例えば人との会話で相手の表情やトーンを自然に拾えるようになったり、余計な衝動に振り回されなくなったりと、小さな変化が積み重なるタイプの本です。 過度に理想を押しつけてくる感じもなく、「うまくできない日があって当たり前」という前提で話が進むので、読みながら肩の力が抜けます。自分の心の扱い方がずっと曖昧なまま来てしまった人にとって、入口としてちょうどいい距離感だと思います。 こんな人に刺さると思います。頑張り続けることには慣れているのに、「落ち着いている状態」をどう作ればいいのかが分からないまま大人になってしまった人。
読書インサイト
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