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僕の殺人計画

僕の殺人計画

やがみ

KADOKAWA / 2023-11-07

累計読者数3
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約3時間50分
star総合評価 55/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 57%

この本について

人間関係でも家族でも、相手のためと思ってやったはずのことが、後から「これって結局自分の都合じゃないか」と気付いてしまう瞬間ってありますよね。正しさに自信が持てないまま、それでも日々なんとかやっている感じ。僕もけっこうそこでつまずきます。 『僕の殺人計画』は、そんな“自分と他人の境界”みたいな部分を静かに揺さぶってきます。親が子どもに与える常識はどこから来ているのかとか、死にたいと思う人と生きたいと思う人が見ている景色のズレとか、普段は考えないことを直視させられるんですが、説教っぽさがないんです。むしろ、物語の中の会話を追ううちに、「自分も知らないうちに誰かを追い詰めていたかもしれないな」とか、「逆に、自分が抱えてきた違和感はこういう構造だったのかもしれない」と、静かに視点がズレていく感覚があります。 特に刺さるのは、才能や環境を“当たり前”だと思い込んでしまう怖さや、善意の裏にあるエゴに気付けないまま人を縛ってしまう瞬間の描き方です。大げさにまとめず、日常の会話の延長みたいな温度のまま切り込んでくるので、読みながら妙に自分ごととして受け止めてしまうんですよね。 自分と他人の距離感が分からなくなることがある人、家族との価値観のズレにモヤッとした経験がある人には、かなり深く届くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

YouTubeチャンネル登録者数70万人超(2023年10月現在)&総再生回数2億超。 書籍化希望の声殺到!気鋭のホラークリエイター“やがみ”、ついに筆を執る—。 これまで何冊もの大ヒット小説を生み出してきた 編集者・立花のもとに届いた奇妙な原稿。 そこに書かれていたのは、 自身が完全犯罪の被害者として殺されるという衝撃の内容だった! 「命は惜しい。でも、続きを読まずにはいられない」 一人の人間として恐怖心を抱きながらも、 編集者としての圧倒的な好奇心が、立花を死のループへと誘う。 かつての天才ミステリー編集者は、 謎の殺人鬼作家から命を守ることができるのか? 命をかけた究極の頭脳戦を描く本格ミステリー! ■出版社からのコメント 意外かもしれないが、やがみさんは芸術肌の人間ではない。短期間で何十冊ものミステリー小説を読み込み、売れ筋の傾向、トレンドなどを徹底的に研究する。文章の書き方など担当編集が受けた質問も数知れず。面白く仕上げることはもちろん、それと同等に売れる確率を1%でも上げる努力ができる人だ。ここまで作家性とマーケティング力をバランス良く併せ持った人は稀である。もはや彼の壮大な実験に私も一枚噛ませてもらったと思うほど。ミステリーファンの皆さん、また一人新しい鬼才が現れました。
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