
この本について
仕事で小さなミスが続いたり、気持ちばかり焦って行動が止まったり。「もっとしっかりしなきゃ」と思うほど、自分の本音がどこにあるのか分からなくなることってありますよね。僕もよくあります。反省ばかりしているのに、翌日には同じことでつまずいてしまう…その繰り返しに、どこかで疲れてしまうんです。 この本が面白いのは、「反省より内省」とはっきり書いているところでした。できなかった理由探しではなく、まずは自分の「できたこと」を拾い上げる。その小さな事実が積み重なると、不思議と心のフタが少しずつ開いて、本音に近づきやすくなるんですね。たとえば、1日の終わりに3つだけメモする、書けない日は「書けない気持ち」をそのまま残す。それくらい簡単で、淡々と続けられる仕組みになっています。 続けていると、昨日より少しだけ前に進めた理由が見えてきたり、感情の波に振り回されにくくなったりします。結局のところ、行動が止まるのって「できていない自分」にばかり意識が向くからで、小さくても「できた自分」を積み重ねると、自然と身体が動くようになる。僕自身も、この視点の切り替えがかなり効きました。 自分を責めるクセが抜けない人や、「ちゃんと向き合いたいのに気持ちが見えない」という人には、特に刺さると思います。無理に前向きにならなくてよくて、ただその日を丁寧に観察するだけでいい。そんな優しい方法が欲しいときに、そっと手に取ってほしい一冊です。
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