
人材育成担当者のための絶対に行動定着させる技術: やりっぱなし研修撲滅宣言
永谷研一
この本について
研修を企画していて、「満足度は高いのに、職場に戻ると何も変わらない…」と感じたことはありませんか。私もずっとこのモヤモヤを抱えていて、腕を磨くとか、新しいワークを仕込むとか、どうしても“研修当日に何をするか”ばかり考えてしまいがちでした。でも、参加者が現場に戻った瞬間にその熱が消えるなら、どこか根本を見落としているのかもしれない──そんな気づきをくれたのがこの本でした。 この本がおもしろいのは、研修を「知識提供のイベント」ではなく、「職場での行動をつくる仕組み」として捉え直しているところです。刺さった人が多い抜粋を見ると、特に ・研修のゴールは“満足度”ではなく“行動定着のデータ” ・受講者だけでなく上司まで巻き込む設計 ・本人が本気で成し遂げたい目標を、測定できる形で設定させる このあたりに強く反応している印象があります。私自身、ここを読んで初めて「研修講師の腕前より、職場での支援設計のほうが重要なんじゃないか」と視点がひっくり返りました。 現場の行動に目を向けると、やるべきことがかなり変わります。事前に「何のための研修なのか」をしっかり伝えること。研修後、上司が部下の行動計画にフィードバックする流れを仕込むこと。忘れてしまうという前提で、リマインドの仕組みを用意すること。こういう地味だけど行動を支える設計が積み重なって、ようやく“やりっぱなし”ではない育成になるんだなと感じました。 研修を「実施する側としての責任」をもう一度考えたい人には、とても刺さる内容だと思います。私も読んだあと、まず社内を歩き回って現場のニーズを拾うところからやり直しました。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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