ヨムナビ
講師・インストラクターハンドブック 効果的な学びをつくる参加者主体の研修デザイン

講師・インストラクターハンドブック 効果的な学びをつくる参加者主体の研修デザイン

中村文子 and ボブ・パイク

日本能率協会マネジメントセンター / 2017-03-10

累計読者数12
平均ハイライト数 51.5件/人
推定読了時間 約6時間46分
star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

研修を任されるたびに、「みんな退屈そうだし、そもそも何をどう伝えればいいんだろう」と手が止まることがあります。自分なりに工夫しているつもりでも、場が動かない。ロールプレイを入れても乗ってこない。そんなとき、問題は自分の話し方ではなく、そもそもの組み立て方にあるんじゃないか…と、この本を読んで気づきました。 著者が一貫して言っているのは、「参加者は大人で、経験を持っている」という当たり前の視点です。知識ゼロを前提に一方的に説明するのではなく、まず参加者の経験や既存の理解を使って動いてもらう。そのうえで、うまくいかなかった部分を講師が補う流れにすると、場が自然に参画型へ切り替わっていきます。さらに、集中力が切れる前に休憩を入れるとか、学んだスキルが習慣になるまで18日から数カ月かかる前提で企画段階から上司を巻き込むなど、「人間の脳と行動のしくみ」に沿って設計する視点がとても実用的でした。 読みながら、自分の研修が「知識を伝えて終わり」になっていたことにも気づかされます。大事なのは、職場に戻ってからどう動けるようになるか。そのために練習量を確保したり、成功体験を積ませたり、帰ってからの試行錯誤を想定して準備すること。ここまで踏み込むと、参加者の態度が目に見えて変わるという感覚がよくわかりました。 自分の研修がどうしても受け身の場になりがちだと感じている人、あるいは「講師の役割って結局なんなんだろう」と立ち止まっている人には、とても刺さる本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

中村文子 and ボブ・パイクの他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人材開発、組織力向上の手段として欠かすことのできない研修・セミナー。 その効果をいかに高めていくかは、人材開発担当者および研修担当者、研修講師にとって必須の課題です。 効果的な学びを生み出すには、研修参加者が「主体的に学ぶこと」が欠かせません。 本書では、著者ボブ・パイク氏が体系化し、世界的に評価される「参加者主体の研修手法」をベースに、研修参加者の学ぶ意欲を高め、学習効果を最大化する研修を行ううえで欠かせないスキルをまとめます。 研修に携わる人にとって必須のスキル~インストラクショナルデザイン、デリバリースキル、ファシリテーションスキル、効果測定~を網羅。 効果的な学びを促す研修をデザイン、運営するノウハウをまとめた1冊です。 誰かに何かを【教える】立場にあるすべての人へ。 退屈な研修が実践的な学びに変わる! 世界30カ国、12万人以上が学んだ「教える」理論のエッセンス。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要