
今いる人で目標を超える リーダーの戦術ノート
河村庸子
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2013-12-13
この本について
営業リーダーをやっていると、「結局、数字だけ追っていていいのか?」とか、「上から降りてくる方針と現場のリアルが噛み合わないんだよな…」みたいなモヤモヤがつきまといます。自分もそうでした。メンバーの行動が見えない、顧客の本音がつかめない、気づけば“管理のための管理”に時間を吸われている。あれ、これ何のためにやってるんだっけ?と立ち止まる瞬間が増えていきます。 この本が面白いのは、「成果を出すためにプロセスを見る」という話が、単なる精神論や抽象論ではなく、現場の行動をどう見立てるか、どんな対話をすれば気づきが引き出せるのか、といった“やり方”まで踏み込んで説明されているところです。例えば、上からの目標をそのまま落とすのではなく、チームのありたい姿との共通点を一緒に探す視点。あるいは、毎日の報告を結果ではなく行動の質やバランスで捉え直す視点。どれも、やってみると現場の理解が一段深くなる感覚がありました。 そして何より、「リーダーは指示する人ではなく、対話で導く人」という定義が腑に落ちます。できていないことを責めるのではなく、できている部分を拾いながら、本人の中にあるありたい姿を引き出していく。営業やマネジメントの仕事って、本来こういうものだったよな、と静かに思い出させてくれます。 「数字だけじゃなく、ちゃんと現場と向き合いたい」とどこかで思っている人には特に刺さる本です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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