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Breaking Twitter――イーロン・マスク 史上最悪の企業買収

Breaking Twitter――イーロン・マスク 史上最悪の企業買収

ベン・メズリック and 井口 耕二

累計読者数3
平均ハイライト数 18.7件/人
star総合評価 52/100
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この本について

仕事でもSNSでも、「正しいことを言っているはずなのに、状況がぜんぜん動かない」と感じる瞬間があります。理屈どおりにはいかない世界で、どう判断し、どう距離をとればいいのか。僕自身、そこにずっとモヤモヤを抱えてきました。 『Breaking Twitter』は、イーロン・マスクという圧倒的な人物の行動を追いながら、「正しさよりも、人と組織のほうがよっぽど複雑だ」という現実を突きつけてきます。たとえば、合理で押し切ろうとしても、言論や感情の問題は計算できないとか、トップが自分の不安をごまかそうとした瞬間に現場が一気に混乱するとか、そういう“どこでも起きる”小さなひずみが、巨大企業でも同じように積み重なっていきます。読んでいて、自分の職場の会議やプロジェクトの空気を思い出す場面がやたら多かったです。 面白いのは、マスク自身が絶対悪として描かれているわけでもないところです。夜中まで一緒に作業する姿勢もあれば、専門家には敬意を払う一面もある。ただ、その強さの裏にある焦りや孤独が暴走につながっていく。ここを覗き込むと、「リーダーとは何か」「責任を負うってどういうことか」が少し違う角度で見えてきます。 SNS運営の混乱劇に見えて、実は「複雑な組織で働く人がどう判断し、どう折り合いをつけるか」という本でもあります。混沌に振りまわされがちな人、職場の“理不尽な動き”に疲れている人には、とても刺さる一冊だと思います。

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