
BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相 (集英社学芸単行本)
ジョン・キャリールー、関美和、櫻井祐子
集英社 / 2021-02-26
累計読者数4
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約5時間30分
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この本について
仕事の場で「本当にこれ、正しい方向に進んでいるのか?」と不安になる瞬間ってありますよね。周囲の熱量や肩書きの強さに押されて、違和感があっても言葉にできないまま流されてしまう。僕もけっこうそのタイプで、後になって「あの場で冷静に見られていたらな…」と思うことが多いです。 『BAD BLOOD』は、その“違和感を言語化できないまま暴走する組織”をこれでもかと描いています。ほんの一部の人だけが真相を知らず、周囲は雰囲気とカリスマ性に飲まれ、技術の実態がまったく伴っていないのに巨大プロジェクトが進んでいく。社員が落ち込む瞬間や、声のトーンまで演出しながら外側を繕う創業者の姿など、抜粋だけでも読者が保存したくなる理由がよくわかります。自分も仕事で、正しさより“空気”が強くなる瞬間に何度も巻き込まれてきたので、読みながら妙に胃が痛くなりました。 この本が効くのは、判断を誤った人を笑うためではなく、雰囲気に流される仕組みそのものを「外側から眺められるようになる」ところです。価値観の違う集団が平気で同じ旗の下にまとまってしまう瞬間や、成功者の模倣を“思考停止の逃げ場”にしてしまう危うさを、実例で見せつけられます。仕事でモヤモヤを抱えたとき、自分の感覚を信じるための材料になるはずです。 「周りが盛り上がっているときほど一度立ち止まりたい人」に、とても刺さります。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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出版社による紹介
◆「ショッキングな結末を迎えるサスペンス。ページをめくる手がとまらない。――セラノス事件の内幕は、信じられないほど、ひどい」ビル・ゲイツ◆ 「エンロン」以降、最大の企業不正が行われた血液検査ベンチャー「セラノス」事件。ジョージ・シュルツ、ヘンリー・キッシンジャーなど百戦錬磨の大物たちはなぜ若きCEO、エリザベス・ホームズに騙されたのか!? 「指先からとる1滴の血液で、あらゆる病気を調べることができる!」革新的な血液検査の技術を発明したとして、アメリカのメディアから『第二のスティーブ・ジョブズ』ともてはやされたエリザベス・ホームズ。だが、彼女が率いたバイオベンチャー「セラノス」の内幕は、過剰な野心、傲慢さ、虚言、パワハラが渦巻いていた。現代社会の様々な側面が凝縮したシリコンバレー発巨大詐欺事件の全容を、敏腕記者が地道な取材で証言を積み重ねながら、暴いていく。
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